読書会LOG

R読書会/Zoom読書会

『屍者の帝国』伊藤計劃✕円城塔(河出文庫)

Zoom読書会 2022.03.26【テキスト】『屍者の帝国』伊藤 計劃✕円城 塔(河出文庫)【参加人数】出席6名、感想提出1名 <推薦の理由(参加者G)>読書会で推薦する作品となると日本語で読める小説に限られるのだけど、私の本棚に並ぶ日本語の本は絶対紹介でき…

『雪国』川端康成

R読書会 2022.03.21【テキスト】『雪国』川端 康成(出版社の指定なし) 【参加人数】9名※オンラインでなく対面形式でした。 <推薦の理由(参加者A)>◆日本文学の中では有名な作品。読書会に際して改めて読み直し、非常に勉強になった。◆再読して印象に残…

『パラソルでパラシュート』一穂ミチ(講談社)

Zoom読書会 2022.02.26【テキスト】『パラソルでパラシュート』一穂 ミチ(講談社)【参加人数】出席6名、感想提出1名 <推薦の理由(参加者G)>Zoom読書会では、男性作家の手による、現代以外や海外舞台の作品が続いていたので、たまには女性作家が書いた…

『黒牢城』米澤穂信(KADOKAWA)

Zoom読書会 2022.01.22【テキスト】『黒牢城』米澤 穂信(KADOKAWA)【参加人数】出席5名、感想提出1名 <推薦者の理由(参加者F)>『黒牢城』は、「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベ…

「銀河鉄道の夜」他1編(『読んでおきたいベスト集!宮沢賢治』)より(宝島社文庫)

Zoom読書会 2021.12.19【テキスト】「銀河鉄道の夜」他、参加者が自分で選んだ1編 (『読んでおきたいベスト集!宮沢賢治』)より 別冊宝島編集部 編(宝島社文庫)【参加人数】出席6名、感想提出1名 <推薦者の理由(参加者G)>私は読書量が少ないので、好…

『共喰い』田中慎弥(集英社文庫)

Zoom読書会 2021.11.27【テキスト】『共喰い』田中 慎弥(集英社文庫) 【参加人数】出席6名、感想提出1名 <推薦者の理由(参加者G)>◆読んでいて、風景がとても想像しやすかった。映画は観ていないのに、「映画を観たんだっけ?」と錯覚してしまうくらい…

『流浪の月』凪良ゆう(東京創元社)

R読書会 2021.11.27【テキスト】『流浪の月』凪良 ゆう(東京創元社) 【参加人数】7名※今回はオンラインでなく、久しぶりの対面形式でした。 <推薦の理由(参加者A)>凪良ゆうの『滅びの前のシャングリラ』を読み、ページを繰る手が止まらなかった。「読…

『82年生まれ、キム・ジヨン』チョ・ナムジュ、斎藤真理子訳(筑摩書房)

R読書会@オンライン 2021.10.31【テキスト】『82年生まれ、キム・ジヨン』 チョ・ナムジュ、斎藤真理子訳(筑摩書房) 【参加人数】8名 <推薦者の理由(参加者A)>女性史に詳しいFさんが参加してくださるということで、女性に関わる作品を取り上げようと…

『ダーティホワイトボーイズ』スティーヴン・ハンター、公手成幸訳(扶桑社ミステリー)

Zoom読書会 2021.10.30【テキスト】『ダーティホワイトボーイズ』 スティーヴン・ハンター、公手成幸訳(扶桑社ミステリー) 【参加人数】出席5名、感想提出1名 <推薦者の理由(参加者F)>読書会に参加させてもらったので、自己紹介的な意味で推薦した。森…

『動物農場〔新訳版〕』ジョージ・オーウェル、山形浩生訳(ハヤカワepi文庫)

R読書会@オンライン 2021.09.25【テキスト】『動物農場〔新訳版〕』 ジョージ・オーウェル、山形浩生訳(ハヤカワepi文庫) 【参加人数】6名 <推薦者の理由(参加者F)>文学学校へ通っていたとき、こんな作品があると教えてもらって手に取った。童話を読…

『すばらしい新世界〔新訳版〕』オルダス・ハクスリー、大森望訳(ハヤカワepi文庫)

Zoom読書会 2021.09.18【テキスト】『すばらしい新世界〔新訳版〕』 オルダス・ハクスリー、大森望訳 (ハヤカワepi文庫) 【参加者】7名 <推薦者の理由(参加者G)>単純に「好き」だから推薦した。ディストピアを描いた作品は、世界について考えさせてく…

『猫狩り族の長』麻枝准(講談社)

Zoom読書会 2021.08.28 【テキスト】『猫狩り族の長』麻枝 准(講談社) 【参加人数】6名 <推薦者の理由(参加者F)>作者である麻枝准は、ビデオゲームやビジュアルノベルの作家。テキストと同時に流れる音楽の作詞作曲もしているのでミュージシャンという…

『孤狼の血』柚木裕子(角川文庫)

R読書会@オンライン 2021.08.21【テキスト】『孤狼の血』柚木 裕子(角川文庫)【参加人数】4名<参加者A>◆最初のほうは、登場人物や組織を覚えるのが大変で、P5の表を見ながら読んだ。表に名前がある人物は話に大きく関わってくるということがわかるので、…

『三月の招待状』角田光代(集英社)

Zoom読書会 2021.07.31【テキスト】『三月の招待状』角田 光代(集英社)【参加人数】8名<推薦の理由(参加者H)>何人かの登場人物のうち、自分が誰に当てはまるかと考えながら読むのが楽しいのではと思い推薦した。誰しもが、(ぴったりとまではいかなく…

『スモールワールズ』一穂ミチ(講談社)

R読書会@オンライン 2021.07.10【テキスト】『スモールワールズ』一穂 ミチ(講談社)【参加人数】6名 <推薦の理由(参加者F)>一穂ミチは、BL作品をたくさん書いている作家。『このBLがやばい!』に5年連続ランクインしたり、三浦しをんにも評価されてい…

「何も言う必要がない」(『ディディの傘』より)ファン・ジョンウン、斎藤真理子訳(亜紀書房)

Zoom読書会 2021.06.20【テキスト】「何も言う必要がない」(『ディディの傘』より) ファン・ジョンウン、斎藤真理子訳(亜紀書房)【参加人数】4名 <推薦の理由(参加者A)>『ディディの傘』は友人の薦めで読んだ。私は海外文学をあまり自発的に手に取る…

『JR上野駅公園口』柳美里(河出文庫)

R読書会@オンライン 2021.05.29【テキスト】『JR上野駅公園口』柳 美里(河出文庫)【参加人数】8名 <推薦の理由(参加者G)>◆柳美里の作品は、芥川賞を受賞した『家族シネマ』以降触れていなかったが、この作品が全米図書賞を受賞したと聞いて読んで、…

「悪禅師」(『炎環』より)永井路子(文春文庫)

Zoom読書会 2021.05.22【テキスト】「悪禅師」(『炎環』より)永井 路子(文春文庫)【参加人数】4名 ※現代において男性/女性と言い切るのは好ましくないが、男女の社会的役割が分けられていた時代を描いた作品なので、男性/女性と表現する。 <推薦の理…

『海炭市叙景』佐藤泰志(小学館文庫)

R読書会@オンライン 2021.04.24【テキスト】『海炭市叙景』佐藤 泰志(小学館文庫)【参加人数】6名 <推薦の理由(参加者F)>佐藤泰志の作品が好きだから推薦した。佐藤泰志は5度、芥川賞の候補になったが受賞には至らなかった。それが理由かはわからない…

『室町繚乱 義満と世阿弥と吉野の姫君』阿部暁子(集英社文庫)

Zoom読書会 2021.04.17【テキスト】『室町繚乱 義満と世阿弥と吉野の姫君』阿部 暁子(集英社文庫)【参加人数】5名 <推薦の理由(参加者E)>「南北朝時代」というと馴染みがない方が多いはず。たとえば織田信長や豊臣秀吉なら、歴史にあまり詳しくない人…

『虚構推理』城平京(講談社文庫)

Zoom読書会 2021.03.20【テキスト】『虚構推理』城平 京(講談社文庫)【参加人数】5名 <推薦の理由(参加者E)>この作品を原作とした漫画を読んでアイデアや構成、キャラクターが面白いと感じたので(アニメは未視聴)、原作小説を読んでみたいと思い推薦…

『密やかな結晶』小川洋子(講談社文庫)

R読書会@オンライン 2021.03.06【テキスト】『密やかな結晶』小川 洋子(講談社文庫)【参加人数】7名(推薦者は欠席) <参加者A>◆消滅の設定があやふやで、なかなか入りきれなかった。概念が消えてしまうというのが最後でわかったが、消滅してしまったは…

『魯肉飯のさえずり』温又柔(中央公論新社)

Zoom読書会 2021.02.13【テキスト】『魯肉飯(ロバプン)のさえずり』温又柔(中央公論新社)【参加人数】5名 <推薦の理由(参加者E)>作者である温又柔は日本語・台湾語・中国語の間を行き来する女性作家である。奥付には「温又柔」とあるが、表紙には「W…

『ニキ』夏木志朋(ポプラ社)

Zoom読書会 2021.01.09【テキスト】『ニキ』夏木 志朋(ポプラ社)【参加人数】4名 <参加者A(推薦者)>◆ネット上で評判がよかったので気になっていた。いじめ、異分子、生きづらさ、マイノリティはよくあるテーマだが、それをどう表現しているのか知りた…

『コンビニ人間』村田沙耶香(文春文庫)

R読書会@オンライン 2021.01.03【テキスト】『コンビニ人間』村田 沙耶香(文春文庫) ◆タイトルが挑発的。底辺的な労働に就いている人間の話を想像させるが、それをどんどん裏切っていくストーリーだ。◆主人公が「普通」から逸脱しているという設定だが、「…

『海狼伝』白石一郎(文春文庫)

R読書会 2019.02.17【テキスト】『海狼伝』白石 一郎(文春文庫) ◆一種の貴種流離譚であり、青春譚であり、痛快な冒険活劇。また、女性との関わりなどロマンチックな要素も持ち、エンターテイメントとして面白く、どんどん読み進めることができる。 ◆若い世…

『音楽』三島由紀夫(新潮文庫)

R読書会 2015.09.12【テキスト】『音楽』三島 由紀夫(新潮文庫) 三島由紀夫の作品としては本流ではなく、『潮騒』などと同様に異質な作品。読者へのサービスが散りばめられているなど、婦人誌の連載小説だということを感じさせる作りが話題に上った。以下…

『燃えつきた地図』安部公房(新潮文庫)

R読書会 2015.07.04【テキスト】『燃えつきた地図』安部公房(新潮文庫) とにかく結末に驚かされる作品。『砂の女』『他人の顔』と共に失踪三部作とされ、ポストモダニズム的作品として知られている。以下、読書会で出た意見を簡単にまとめる。 <作品のテ…