読書会LOG

R読書会/Zoom読書会

2022-01-01から1年間の記事一覧

『線は、僕を描く』砥上裕將(講談社文庫)

Zoom読書会 2022.12.18【テキスト】『線は、僕を描く』砥上裕將(講談社文庫)【参加人数】出席7名、感想提出1名 <推薦の理由(参加者G)>◆私はそこまでいろいろな本に触れてきたわけではないが、最近読んだ中で一番良かった本として推薦した。◆学生のころ…

「大聖堂」(『Carver's Dozen―レイモンド・カーヴァー傑作選』より)レイモンド・カーヴァー、村上春樹訳(中公文庫)

Zoom読書会 2022.11.19【テキスト】「大聖堂」(『Carver's Dozen―レイモンド・カーヴァー傑作選』より) レイモンド・カーヴァー、村上春樹訳(中公文庫)【参加人数】出席9名、感想提出1名 <推薦の理由(参加者I)>私はフランス文学、ロシア文学、日本の…

『推し、燃ゆ』宇佐見りん

R読書会 2022.11.12【テキスト】『推し、燃ゆ』宇佐見りん(出版社の指定なし)【参加人数】6名、感想提出2名(事前1名/後日1名)※オンラインでなく対面形式でした。 <推薦の理由(参加者H)>◆R読書会に参加して初めての推薦。◆小説学校の86歳の先生が「…

「出身国」(『出身国』より)ドミトリイ・バーキン、秋草俊一郎訳(群像社ライブラリー)

Zoom読書会 2022.10.29【テキスト】「出身国」(『出身国』より) ドミトリイ・バーキン、秋草俊一郎訳(群像社ライブラリー)【参加人数】出席7名、感想提出1名 <推薦の理由(参加者H)>◆私自身が知っていたわけではなく、たまたま知り合いからいただいた…

『十二人の手紙』井上ひさし(中公文庫)★R読書会

R読書会 2022.10.01【テキスト】『十二人の手紙』井上ひさし(中公文庫)【参加人数】9名※オンラインでなく対面形式でした。 <推薦の理由(参加者H)>ここ最近の読書会は、『戦争は女の顔をしていない』など大作が多く、私個人としては忍耐が必要な読書だ…

『アヒルと鴨のコインロッカー』伊坂幸太郎(創元推理文庫)

Zoom読書会 2022.09.18【テキスト】『アヒルと鴨のコインロッカー』伊坂幸太郎(創元推理文庫)【参加人数】出席7名、感想提出1名 <推薦の理由(参加者H)>◆私が推薦したい本のリストがあって、その中から消去法で選んだ。◆結構前に読んで面白かった作品。…

『ブロークバック・マウンテン』E・アニー・プルー 、米塚真治訳(集英社文庫)

Zoom読書会 2022.08.21【テキスト】『ブロークバック・マウンテン』 E・アニー・プルー 、米塚真治訳(集英社文庫)【参加人数】出席5名、感想提出1名 <推薦の理由(参加者E)>◆まず『ブロークバック・マウンテン』の映画を観て、そのあとに原作小説を読ん…

『ハンニバル戦争』佐藤賢一(中公文庫)

Zoom読書会 2022.07.31【テキスト】『ハンニバル戦争』佐藤賢一(中公文庫)【参加人数】出席4名、感想提出1名 <推薦の理由(参加者E)>◆歴史小説といえば日本の戦国時代を思い浮かべる人も多いと思うが、西洋が舞台の作品もあり、また違った楽しみ方がで…

『高丘親王航海記』澁澤龍彥(文春文庫)

Zoom読書会 2022.06.26【テキスト】『高丘親王航海記』澁澤龍彥(文春文庫)【参加人数】出席4名、感想提出1名 <推薦の理由(参加者E)>以前持っていた文庫本の字が小さくて、読めなくなったから新版を買い直した。古い版の小さい字が読めたくらい昔(十数…

『戦争は女の顔をしていない』スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ、三浦みどり訳(岩波現代文庫)

R読書会 2022.06.18【テキスト】『戦争は女の顔をしていない』 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ、三浦みどり訳(岩波現代文庫)【参加人数】7名※オンラインでなく対面形式でした。 <推薦の理由(参加者G)>Bさんが、NHK『100分de名著』のこの作品を取…

『熱帯』森見登美彦(文春文庫)

Zoom読書会 2022.05.29【テキスト】『熱帯』 森見登美彦(文春文庫)【参加人数】出席4名、感想提出1名 <推薦の理由(参加者D)>◆(作中にコーラの自動販売機が登場するので)今日は缶のコーラを飲んでいます(笑)。※前回、作中にレモネードと葉巻が登場…

『供述によるとペレイラは…』アントニオ・タブッキ、須賀敦子訳(白水Uブックス)

Zoom読書会 2022.04.30【テキスト】『供述によるとペレイラは…』 アントニオ・タブッキ、須賀敦子訳(白水Uブックス)【参加人数】出席5名、推薦の理由・感想提出1名 <推薦の理由(参加者F/事前提出)>連日連夜、真偽不明の悲愴なニュースに流されて心ふ…

『黒牢城』米澤穂信(KADOKAWA)★R読書会

R読書会 2022.04.30【テキスト】『黒牢城』米澤穂信(KADOKAWA) 【参加人数】7名※オンラインでなく対面形式でした。 <推薦の理由(参加者G)>◆第166回直木賞には、今村翔吾『塞王の楯』と米澤穂信『黒牢城』の2つが選ばれた。両方とも歴史小説。その中で…

『屍者の帝国』伊藤計劃✕円城塔(河出文庫)

Zoom読書会 2022.03.26【テキスト】『屍者の帝国』伊藤計劃✕円城塔(河出文庫)【参加人数】出席6名、感想提出1名 <推薦の理由(参加者G)>読書会で推薦する作品となると日本語で読める小説に限られるのだけど、私の本棚に並ぶ日本語の本は絶対紹介できな…

『雪国』川端康成

R読書会 2022.03.21【テキスト】『雪国』川端康成(出版社の指定なし) 【参加人数】9名※オンラインでなく対面形式でした。 <推薦の理由(参加者A)>◆日本文学の中では有名な作品。読書会に際して改めて読み直し、非常に勉強になった。◆再読して印象に残っ…

『パラソルでパラシュート』一穂ミチ(講談社)

Zoom読書会 2022.02.26【テキスト】『パラソルでパラシュート』一穂ミチ(講談社)【参加人数】出席6名、感想提出1名 <推薦の理由(参加者G)>Zoom読書会では、男性作家の手による、現代以外や海外舞台の作品が続いていたので、たまには女性作家が書いた(…

『黒牢城』米澤穂信(KADOKAWA)★Zoom読書会

Zoom読書会 2022.01.22【テキスト】『黒牢城』米澤穂信(KADOKAWA)【参加人数】出席5名、感想提出1名 <推薦者の理由(参加者F)>『黒牢城』は、「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベス…